ニセモノ

玉置浩二( Tamaki Koji ) ニセモノ歌詞
1.凡人

作詞:玉置浩二
作曲:玉置浩二

裸になりゃ 文句はありません
値うちがあるなら 見張って
お腹がすいてちゃ やれません
ひとりで今夜も
カッカッカッカッカッカッして

天国で 踊り狂って
落っこちて 雲にまじって…

眠れなけりゃ 明日が見えません
名前があるなら 名乗って
誰かが泣いてちゃ いけません
お金があるから
カッカッカッカッカッカッして

天国で 踊り狂って
落っこちて 星をつかんで…

雲にまじって
天国で 踊り狂って
落っこちて 夢が醒めて
平凡な 男になって
天国で 暮らそう


2.古今東西

作詞:玉置浩二
作曲:玉置浩二

目もくれず がむしゃらに
手当たりしだい やめるんだ
何だかかんだ いってないで
何から何まで 捨てるんだ
ガンバレ
ガンバレ
ガンバレ
ガンバレ

何すんだ 死ぬもんか
いいも悪いも 無くすんだ
何のまねだ 生きてんだ
どうもこうもない 許すんだ
ガンバレ
ガンバレ
ガンバレ
ガンバレ

腹立たしい 疑わしい
煩わしい 今も昔も
息苦しい いかがわしい
そんなもんだ

野を越えて 山越えて
真面目も不真面目も 飛び越えて
海を行く 空を行く
ところかまわず 愛が行く
ガンバレ
ガンバレ
ガンバレ
ガンバレ

肌淋しい うら悲しい
嘆かわしい 西も東も
馬鹿馬鹿しい 忌々しい
そんなもんだ


3.ターンテーブル

作詞:須藤晃
作曲:玉置浩二

椅子がそこにあるから
すわろうとしただけ
ちょっと休んで
ちゃんと見渡して
また歩き出すつもり

地球が早く回る
僕は年をとってく
ちょっと迷って
ちゃんとしてなくて
目が回ってるみたいだ

ビルの屋上に 舞い降りて来た
神様が さみしそうに
踊ってるよ

ライオンがそこにいたから
身を投げ出しただけ
ちょっと笑って
ちゃんと手を出して
親しそうに尾っぽふって

アスファルトのすみに 夢が染みついて
昼も夜も 踏まれて
すすり泣いてる
ビルの屋上に 舞い降りて来た
神様が さみしそうに
踊ってるよ

僕はツキに見放され
まだ勝ち目のないゲームをしているから
投げ出す勇気与えて
踏み出す勇気与えてよ もっともっと


4.ジェスチャー

作詞:玉置浩二・須藤晃
作曲:玉置浩二

いつものメンバー
いつものゲーム
いつものルールで台無しだ
いつものスタイル
いつものペース
いつものリズムでバッチリだ

大丈夫! 問題ない
もう ぜんぜん心配ない
大丈夫! 安心して
そう ぜんぜん関係ない
いつものジェスチャーだい

いつものデート
いつものKiss
いつものコースで台無しだ
いつものポーズ
いつものSEX
いつものジュースでバッチリだ

大丈夫! 問題ない
もう ぜんぜん心配ない
大丈夫! 安心して
そう ぜんぜん関係ない
今夜もジェスチャーだい

大丈夫! 身近な武器
問題ない フリフリ
もう ぜんぜん心配ない
素晴らしい
大丈夫! 身近な武器
安心して フリフリ
そう ぜんぜん関係ない
バッチリだ

大丈夫! 身近な武器
問題ない フリフリ
もう ぜんぜん心配ない
素晴らしい
大丈夫! 身近な武器
安心して フリフリ
そう ぜんぜん関係ない
いつものジェスチャーだい


5.aibo

作詞:玉置浩二
作曲:玉置浩二

汗にまみれて 働いて
どうにかやってきたよ
立ち直りたかっただけだよ
君のせいじゃないよ

あれからどこに行って
なにしてた
泣いたりしてないよね
そばにいなくても

朝から晩まで ふたりで
遊びまわっていたね
寝るところなんてない毎日でも
それで充分だったね

あのとき一緒になって
なにみてた
泣いたりしてないよね
そばにいなくても

これからどこに行って
なにしてく
泣いたりしてないよね
そばにいなくても


6.懺悔

作詞:玉置浩二
作曲:玉置浩二

救われたいなら ひざまずいて
胸につけてる“鎧”を
気付かれないように そっと下ろして
ほら 勇気を出して すがって

取り憑かれたいなら 息を殺して
爪に描いてある“呪文” を
見つからないように そっと印して
ほら その気になって 横たわって

ダメになっちゃえ!
ぶらさがっていい いい
癖になたっら
こんなはずじゃなかったと
言えばいい

イカれちゃったら 目隠しして
顔にかかってた“ぼかし” を
暴れないように そっと剥がして
ほら 子供のように ねだって

ダメになっちゃえ!
さらけだしてりゃいい いい
クズになったら
恥ずかしくもないよ

ダメになっちゃえ!
こぼれ落ちてりゃいい いい
こわくなったら
何にもできないよ
どうにもならないよ
誰にも言えないよ

昨日まで失くしてた 夢のカギを
明日の朝 早く 探しに行こう


7.常夜灯

作詞:玉置浩二・須藤晃
作曲:玉置浩二

街角に立って 口笛吹いてくれよ
夜のパズルに迷い込まないように
答えはいつだって 未来を照らしている
星に手が届く はずもないのに

やりたいようにやっていいんだよ
悲しいくらいでちょうどいいんだよ

どこまでも続いてるまっすぐなこの道
たどりついた先には光が待っているようだ
腹ペコになって吠えてる心よ 走り出してくれよ!
今よりもう少しいい夢みせて

やりたいようにやっていいんだよ
淋しいぐらいがちょうどいいんだよ
やりたいようにやっていいんだよ
本気になって愛していいんだよ

常夜灯に群がる虫ケラたちのように
何千何百回もくり返して言うだろ?

やりたいようにやっていいんだよ
悲しいくらいでちょうどいいんだよ
やりたいようにやっていいんだよ
淋しいぐらいがちょうどいいんだよ


8.淋しんぼう

作詞:玉置浩二・須藤晃
作曲:玉置浩二

夕暮れの街で
歩道橋の上で
流される人を
ぼんやり見てた

やせこけた街路樹に
頬ずりする野良猫
何にも信じられないままで
泣いてた 君は
淋しんぼう

どんな色が好きかと
君に尋ねたとき
空を指差して
水色と答えたね

坂道を上ると
見えてくるよ ふるさと
ちんじゅの森に囲まれてる
小さな町並み
どうしてこんなに涙が
あふれてくるんだろう
さよならさえ出来ないままで
笑ってる 僕は
淋しんぼう

星を数えながら
胸の奥で叫んでた
やさしい人になれるのかな
逃げないで いられるのかな


9.御伽話

作詞:玉置浩二
作曲:玉置浩二

旅をしているんだ
どれぐらいたつんだろう
何も持ってないから
たいへんだったよ
雨 風のしのげりゃ
どうにかなるもんさ
想い出して あたたかな場所を

今はくたびれて
さまよってるんだろう
無理はしないでるけど
ギリギリなんだよ
君らのスピードにゃ
もうついていけないよ
想い出して おだやかな時間を

戦いたいならいつだって その相手になろうか
愛されたいなら何べんも おいで

罪なら捨てていきな
罰は束ねて
迷いも恐れも
拭きとっていけばいい
思い上がってなけりゃ
なんとかなるもんさ
想い出して ささやかな夢を

わけあいたいのはいつだって 優しさと痛みと
破片になって転がってった 心と心
抱きしめたいならいつだって その相手になろうか
愛されたいなら何べんも おいで

生まれた町も
帰る場所も
求めているものも
違ってるけど
想い出して


10.あの丘の向こうまで

作詞:玉置浩二
作曲:玉置浩二

探してたんだ
こんなところを
どこにでもありようで
ないような生き方を

花を咲かせてみたいな
道ばたに あふれるくらい
風に吹かれて行こうか
あの丘の向こうまで

忘れてたんだ
こんな毎日を
誰にもでありそうで
なさそうな気持ちを

雲にかくれていたんだ
あんまりくよくよしないで
風に吹かれて行こうか
あの空の向こうまで
ほら きれいだろう

探してたんだ
こんなところを
どこにでもあるようで
ないような生き方を

河原に下りてみたいな
草むらに寝っ転がろうよ
風に吹かれて行こうか
ふたりで行こう

花を咲かせてみたいな
そこらじゅう あふれるくらい
風に吹かれて行こうか
あの丘の向こうまで


11.夢のようだね

作詞:玉置浩二
作曲:玉置浩二

夢のようだね
こんな夜は
そばに ただ
君がいて
そして こうやって
肩寄せあって
星を見つめて
そして そうやって
あたためあって
生きていけたら

夢のようだね
こんな朝は
そばに ただ
君がいて
そして こうやって
手を取りあって
風を感じて
そして そうやって
微笑みあって
生きていけたら

夢のようだね


12.虹色だった

作詞:玉置浩二・須藤晃
作曲:玉置浩二

君がもしも 淋しそうに
星空を 見てるなら
そんなときは そばにいるよ
眠るまで そうしてるよ

太陽は どんなときも
輝いて いるだろ
しあわせに なれるように
みんなで仲良く 暮らせるように

街灯りが 悲しそうに
暗闇を 照らしてる
争ったり 間違ったり
誰だって あるんだから

太陽は どんなときも
輝いて いるだろ
しあわせに なれるように
優しい気持ちで いられるように

七色の虹の中を
くぐり抜ける夢を見たんだ
君と僕が笑ってるんだ
世界中に愛があふれてるんだ

太陽は どんなときも
輝いて いるだろ
しあわせに なれるように
みんなで仲良く 暮らせるように


13.ニセモノ

作詞:玉置浩二
作曲:玉置浩二

見て
手にとって
自分で確かめて
そして
見破ったなら
その胸が痛むでしょう

変わらないでいたいから
それはもう 虚しいから
それなら 黙って
騙されていようよ

どうして
永遠の
愛だと思うの
そして
気が付いたなら
涙がこぼれるでしょう

離れないでいたいから
それはもう 愛しいから
それなら 笑って
このままでいようよ

忘れないでいたいから
嘘はもう つかないから
それなら 黙って
騙されていようよ